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先生の「困った」を解決する仕事

下平 美咲

営業|2018年 新卒入社

2018年に新卒入社。大学では教育学部で教員免許を取得。営業部に配属され、入社後半年間はCS部でのサポート業務を経験、その後、各自治体へのシステムの提案営業を行う。現在は、愛知本社を拠点に、中部地方・北陸地方を中心とした営業活動を行っている。

困っていることを解決する仕事

入社前は、営業という仕事は『とにかく売らなければならない』、『厳しいノルマがある』といったネガティブなイメージを持っていました。そのため、営業部に配属が決まった時は、『私に営業の仕事はできるだろうか』と不安に思いました。

しかし、先輩社員に同行したり、1人で教育委員会を訪問するうちに、EDUCOMの営業は、単に製品を販売するだけでなく、教育委員会や学校が抱える課題をヒアリングし、解決策を提案する仕事だと気づきました。

配属当初は、先輩社員と共に様々な教育委員会や協力企業を訪問し、実際に商談の様子を見せていただきました。先輩社員は、相手によって話し方や資料を使い分けるなど、状況に応じて柔軟に対応されている姿が印象的でした。特に、自治体によって事情が異なるため、同じ製品であっても説明の仕方やアピールポイントを工夫する必要があることを学びました。先輩社員に同行し、多くの現場を経験できたことは、私にとって大きな財産となりました。

最近は、Web会議での製品紹介も増えています。
対面であれば、お客様の表情や反応をリアルタイムで確認しながら、説明内容を調整することが可能でした。しかし、Web会議では、非言語的なコミュニケーションが制限されるため、お客様のニーズを的確に把握し、製品の魅力を効果的に伝えることが難しいと感じています。お客様が本当に困っていることを引き出し、製品の価値を最大限に伝えられるよう、日々試行錯誤を続けています。

先生の目線に立って

学校の先生方が日々どれほど多忙で、どのような課題を抱えているのか、私自身は教員ではないため理解できないことも多いです。しかし、先生方の状況を理解しようと努めることは非常に重要だと考えています。そのため、先生方のもとへ赴き、まずはじっくりとお話を伺うことを心がけています。現在の業務状況や、システム導入によって改善したい点などを具体的に伺うことで、先生方の視点に立って課題解決に向けた提案ができるのではないかと考えています。以前、先生方のニーズを十分に把握せずに製品の紹介をしたところ、「我々の学校(自治体)にどのようなメリットがあるのか?」とご質問をいただきました。この経験から、先生方の視点に立つことの重要性を痛感しました。だからこそ、先生方とのコミュニケーションを密にし、真のニーズを捉えた提案ができるよう心がけています。

ひとつ、強烈に覚えているエピソードがあります。

ある自治体で製品紹介のデモ会を実施した際、終了後に指導主事の先生から、「このようなシステムが導入されれば、本市の教職員にとても喜ばれると思う。ぜひ導入に向けて頑張ってください」と、お言葉をいただきました。EDUCOMの製品が、先生方のお役に立つとご理解いただけたこと、そして製品の魅力を十分に伝えられたと感じ、とてもうれしかったです。営業という仕事を通じて、このようなやりがいを感じることができ、この仕事を選んで本当に良かったと心から思いました。

子どもの未来にワクワクをとどける

今の目標は、自分が担当する自治体の「子どもの未来にワクワクをとどける」ことです。
校務支援システムを導入して終わりの営業ではなく、次世代学校支援システムを通して、子どもや保護者、地域とつながっていくような、そういう世界観を実現したいと思っています。

実際に先生方とお話をさせていただく中で、保護者とのコミュニケーションやGIGAスクールで導入された端末の活用、校務支援システムだけでは解決できない課題など、様々な課題を伺うことが多くあります。EDUCOMの製品を最大限に活用していただくことで、そうした課題解決の一助となり、教育現場の先生方に貢献したいと考えております。

新製品の魅力を効果的に伝えることは簡単ではありません。しかし、実際に製品をご利用いただいている先生方からの生の声を聞き、それを共有することが、製品の価値を最も的確に伝える手段だと考えています。そのため、他部署や担当者と積極的に連携し、お客様の声を集めることを心がけています。

今後新しい機能や製品が増えていく中で、営業部だけでなく、お客様との接点が多いCS部と一緒に積極的に新製品の提案に関わることで、より効果的な情報発信が可能になると考えています。全社一丸となって、お客様に製品の魅力を分かりやすく伝えるための環境をつくっていきたいです。

※掲載している情報は、取材当時のものです。