1. TOP
  2. 活用事例
  3. 製品
  4. C4thポータブル
  5. 教室でタブレットを使って健康観察、出席確認。瞬時に職員室や保健室、担任以外の教職員にも情報共有が可能に!

教室でタブレットを使って健康観察、出席確認。瞬時に職員室や保健室、担任以外の教職員にも情報共有が可能に!

愛知県瀬戸市

導入製品
C4thポータブル(2022年より)
  • C4thポータブル
  • 中学校
  • 小学校
  • 教職員
  • 校務効率化
  • 校務支援
愛知県瀬戸市では2022年よりタブレット型校務支援システム「C4thポータブル」を導入し、校務支援システムの一部機能を職員室以外でも活用できる体制を整えてきました。
日常的に「C4thポータブル」を活用している学校では、日々の業務にどのような変化があったのかうかがいました。
  • 管理職や養護教諭など、学級担任以外の教職員も児童生徒の入力内容を確認することで、「担任一人に背負わせない」学級経営へ
  • 「スクールライフノート」を活用した共有ややりとりで、不登校傾向の児童生徒との「連絡・コミュニケーションツール」として活用

ICT活用で迅速な情報共有を実現し、多忙な先生方の手助けに

教室で入力された情報がボタン一つで瞬時に学校全体で確認できるというのはとても便利です。特に朝の慌ただしい時間帯において先生方の負担軽減・分散に役立っています。初めはICTに抵抗があった先生方も、いまではすっかりタブレットを使いこなしていらっしゃいます。

写真右:瀬戸市教育委員会 教育部 教育政策課 専門員兼指導主事
(元瀬戸市中学校 教務主任)水野 臣浩

写真左:愛知県瀬戸市立水無瀬中学校 校長
(元瀬戸市教育委員会指導主事)中川 真人

「C4thポータブル」の導入前後では、児童生徒の所在確認にどのような変化があったか教えてください

学校にとって、児童生徒の所在確認は非常に重要な要素です。

保護者から学校へ欠席の連絡を入れるのを忘れてしまっていただけ、ということもありますが、朝家を出たはずの子どもが学校に来ていないということもあります。登校中にトラブルがあったかもしれませんし、何か悩みごとを抱えていて家を出たものの学校に来られないという場合もあり、迅速な対応が求められます。

朝の会での出席確認時、欠席連絡が入っていないにも関わらず登校していない子どもがいた場合、これまではその所在確認にかなり時間がかかっていました。

「C4thポータブル」が入ってからは、教室で担任の先生が出席を取ってステータスが「未確認」の子がいると、職員室にいる管理職の先生やその他の先生が、保護者への連絡など所在確認の対応を行えるようになりました。大規模校では1時間目が終わるころまでかかっていた所在確認ですが、今ではスムーズに終えられるようになりました。

教室でタブレット端末を用いて情報を登録し、それがすぐに職員室や保健室など別の場所で確認できるようになったことで、これまで情報の集約にかかっていた時間が短縮され、円滑な学校経営につながっています。

瀬戸市の東山小学校では教室で「C4thポータブル」を使って、朝の健康観察と同時に所在確認を行っています。

養護教諭の業務に対して、「C4thポータブル」導入によってどのような変化があったか教えてください

これまで養護教諭は、朝の会が終わったころに各教室を回って健康観察簿を回収し、それらを保健室に持ち帰って内容を確認しながら校務支援システムに転記していくという作業が発生していました。

「C4thポータブル」を導入してからは、担任の先生が教室で入力した健康観察の内容はそのまま校務支援システムに連携されるため、養護教諭の業務負担が軽減されました。

削減された時間を使って、子どもたちが教室からタブレットで入力している「スクールライフノート」の心の天気(*)を確認し、スタンプを返すなどの、心身の健康状態把握やコミュニケーションの時間にあてられるようになりました。

(*)「スクールライフノート」は児童生徒の心と学びの記録・振り返り支援システムです。心の天気は、「スクールライフノート」内の一機能で、児童生徒が自分の心の状態をはれ・くもり・あめ・かみなりにたとえて入力するというもの。

ICTはあくまでツールの一つとして活用し、業務負荷軽減により捻出された時間で子どもたちと一層向き合えるようにしていきたいです。

お客様情報

愛知県瀬戸市

規模
公立小学校全16校 公立中学校全7校
URL
https://www.city.seto.aichi.jp/?d=202410

その他の活用事例

資料請求・お問い合わせ

製品の新規導入、協業のご相談、
ご取材に関するお問い合わせはこちら